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2023.01.12
日本NO1の水産高校で大須賀 祐が特別講義してきました

いや~最高に楽しくワクワクする時間になりました。高校生のキラキラとした目がわすれられない・・・

なぜ、大須賀祐が高校で特別講義をすることになったのか?

事の顛末は・・・・・輸入ビジネスの大須賀祐よりありったけの愛と感謝をこめてJanuary・・!

10月のある日、沖縄でバカンス真っ最中の大須賀祐に届いたメールは、驚きに満ちたものだった。

それは、焼津水産高校で、私の「図解これ1冊でぜんぶわかる!貿易実務」の本を使って「貿易実務」を教えている北山先生と言う方からだった。

一瞬、目をこすった・・

「えっ高校?大学じゃなく」私は、思わずつぶやいた。
「大学ならわかるけど、高校で貿易実務を教えているって言うのは、はじめてだな」独り言を言いながら、私は、さらにメールを読み進めた。

内容をみて、さらに驚愕した。

それは、質問と言う形は、とっているが、本の内容の明らかな間違いが指摘されていたのだ。

しまった!と思った。
法律の変更があり、そこがリニュアルされてない部分の指摘だったからだ。

そして、さらに43000人が気づかなかった誤植についても言及されていたからだ。

私の貿易実務は、2010年に初版が発売されてから、ロングセラーとして、22刷り43000部になっている。

つまり、私を含め43000人が、きづかなかった誤植に気づいたのだ。

私は、なにか言いようもない感動を覚えた。
そして、この先生、そして生徒さん、さらには高校までが見たくなった。

丁寧に、質問にお答えし、PSにこう書いた

PSもし、お邪魔でなければ、北山先生が、授業されている
ところを見学させていただけませんか・・・

それを受け、大歓迎のメールを頂いた。

そして、私は、さらにこう続けた。
「もし、お邪魔できるのであれば、生徒さんから直接ご質問などを受けたいと思っておりますので多少お時間いただければ幸いです。」

さらに続けた。

「もし、お時間を頂けるのであれば、質問に答えるだけではなく、貿易のおもしろさを伝えたいのですが、いいですか」

押しかけ授業である笑笑

そして、2023年1月11日9時50分から授業が始まった・・・

静岡県立焼津水産高等学校のHP「令和5年1月11日(水)貿易実務テキスト著者による特別講義」

なんて新鮮なんだ・・
静岡県立焼津水産高等学校流通情報科の生徒諸君の前に立ったのだ。

水産高校の男くさいイメージに反して、女子が多い構成になっていた。
7対3くらいで女子が多い。

そして、この科では、模擬会社をつくり、社長、営業部長などを有し、実際にモノをつくったり、仕入れたりして営業をしているのだ。

これも衝撃的だった。

現場に行って、この事実をしったので、当初予定していた内容を取りやめ、会社の意義、価格のつけ方、輸入ビジネス的発想、輸入ビジネスは、タイムマシンビジネスだ!等の社会にでてから役に立つ話に変えたのだ。

つぶらな目が私に集中し、ちょっと自分が高校生の時の事を思い出した。
時折、笑いをかみ殺す純情さが、胸を打った・・・

なにもかにも新鮮で、感動的だった・・

終了後校長先生とも、これからの教育について、語り合った・・

今の日本の教育の内容は、社会に出た時とのギャップがあり過ぎるのだ。

教育は、社会にでたらすぐに使える知識、スキルをおしえるべきなのに、まったく乖離してしまっているのだ。

貿易実務も本来なら、中学、おそくとも高校では必須にすべきなのだ。

人類史上最古の職業の1つである交易、貿易については、すべての人に必須のものなのだ。

しかし、今、現在、貿易実務を教えているのは、全国の高校で唯一「静岡県立焼津水産高等学校」しかないのだ・・・

私は、これを変えていかなければならないと再度心に刻み込んだ・・

意義深い1日になったな・・
心がみたされる・・・

PS 翌日、担当の北山先生から、生徒からのアンケート用紙のコピーを頂きました。
予想以上の大反響・・・目からうろこ、貿易にかんするイメージが一変しました。

自分には関係ないとおもってたけど、身近なものに感じられた、自分にもできそう、今日学んだことを卒業した後の仕事に生かしたい、個人でもできることに驚いた、話がたのしくてあっという間の50分でした、なにかワクワクしてきました、もっとききたい!っておもいました、スペインの話が面白い等々胸が熱くなるような素敵すぎる感想を頂きました・・・あーっ大感激!!!

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